経験値しか勝たん

2021年11月16日 16:02

ところで、写真撮られるのが苦手って人いらっしゃいますよね。
あれってどういう心理なんでしょうか。
まさか魂抜かれるとか思ってるわけではないと思いますが。
おそらく、カメラ向けられて瞬時にどういう顔をすればいいのかわからないとか
あと、自分を客観視するのが怖いとか、そういうことでしょうか。

初めて自分の歌声を録音して聞いた時
自分の声が全く思ってるのと違ってガッカリってことがよくあるみたいですが
写真も似たところある気がしますよね。
「私こんなにブスなの、、」とか。。

昨今、自撮りが当たり前で、加工も当たり前で、そういうのに慣れすぎて
無加工の写真なんて見られたもんじゃないですよね。わかります。
首がもげるほど共感します。

心配しなくても、今時のカメラマンさんはそれなりに小綺麗に加工してくれるので大丈夫
肌はそれなりに美しくしてくれます。
流石に目を大きくしたり鼻を高くしたりまではしないと思いますが。

そんなことよりも、表情を鍛えた方が写真写りは格段によくなりますよ。
鏡の前で笑ったり睨みを聴かせたり、悲しい顔をしたり、怒った顔をしたりしてみてください。
1日1分でいいから。
自分を客観的に見る癖を普段からつけるといいです。
私は毎晩、全裸で筋トレとストレッチを鏡の前でやります。
すると、どこがだるんでて、どこがカッコ悪くて、どこを引き締めればいいのかが一目瞭然です。
己の全てを客観的に見ることで醜いところを知るのです。

街中を歩いてると鏡って意外とたくさんあります。
その鏡に必ず自分を写し込んでみてください。
歩いてる瞬間でも、自分を写し込んでその瞬間を必ず自分で見てみてください。
気づかないうちに猫背だったり、歩き方がカッコ悪かったり、体が傾いていたりするんですよこれが。

こういうのは積み重ねしかないので、ことあるごとにチェックして意識し続けるほかありません。

写真を撮られるのが嫌いなのは仕方ないとしても、いざ撮られる時に自信を持ってカメラの前に立てるって
個人的に素敵なことだと思いますし、そのほうが人生楽しい気もします。

日々の小さな誰にも気づかれないような努力で
少しだけ自信がついたら
思い切ってプロのカメラマンにポートレート撮影依頼してみるの
絶対いいと思います。

人生の節目とか、そんな大袈裟なことじゃなくていい
ふと、今の自分を知りたいと思った時
他人に写真を撮ってもらうのって結構いいきっかけになります。

表情って経験値なので、歳を重ねれば重ねるほどよくなると思います。
小学生に色っぽい顔ってそうはできないけど、30も越えればなかなかの表情は作れる。
20歳そこらに誘うような顔ってできないかもしれないけど、40も越えればゾクっとするような表情できます。

だから自信を持って「やっちゃるで!」という気持ちで撮られた方がいいですし
何よりも恥ずかしがって撮られると逆に妙にエロいんですよ。生々しいというか。
ま、そういうのを撮られたいなら別にいいんですけどね。。。

私は今の自分が一番好きです。
20歳の頃のピチピチさはとっくに無いけれど
若い頃より今の方が自分に自信があります。
それはいっぱいいろんなこと経験してきたから
経験値って財産ですから
悲しいことも苦しいことも、無駄だったことなんてひとつも無いはずです。
それを証明しながら生きていくのが人生です
2度と消せないTATOOが入っていても
隠しきれない手術痕があっても
妊娠線も筋肉割れの後も、何もかも愛してあげられるように
そういうことも含め美しさと捉えられる人になれるように
自分を撮影してもらうことも、ありだと思いますし
それをわかってくれるカメラマンはたくさんいます。

経験値しか勝たん。

歳を重ねることは、財産です。

EARSY







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