前回来た時はそれこそコロナで世界中が大騒ぎになる直前
2019年の10月でした。
今私は中米はグアテマラ共和国にいます。
なぜそんなところに、と思いますよね。普通旅行でも行かないところですよ、マニアック過ぎです。
家族がね、暮らしているのです。
話せば長いのですが、兄がまず最初に来て、いろいろあって大使館に勤めて、こちらの人と結婚。
両親がちょうど良く仕事をリタイアしたところで兄を頼って移住。
そんな訳で日本には私だけが残った次第です。
いろいろあってホテルなんか建ててしまい、ありがたいことに多くの観光客や、地元の営業マンなどに宿泊していただいており、生活の方はまぁまぁ安定しているようです。
数年に一度は私も里帰り(実際には里ではないのですが笑)と称してグアテマラに行っている訳ですが
この度はちょっと事情が違いました。
父が、3/25にくも膜下出血で急逝したのです。
本当はすぐにでも駆けつけたかったのですが、コロナ禍な上、どこぞでは戦争もやっていたり
仕事もライブも入っているわですぐに飛行機に飛び乗ると言うわけには行きませんでした。
で、いろいろと準備や整理をつけて、GWに来られたわけです。
海外には割と多く行っている方だと思いますが、こんなに悲しいフライトはなかったですね。。
親の死に目に会えないとは、想像以上にしんどいものです。
こちらに着いて、墓参りを無事に終えたところでようやく心の整理も付きました。
それにしても
グアテマラには何度も来ているわけですが、来るたびに感じることがたくさんあります。
本当の幸せってなんでしょう。などと柄にもなく考えたりしてしまう。
そういう場所です。
日本では毎日が必死すぎて、本をゆっくり読むことも、自然を楽しむことも、音楽を心から楽しむこともなんだかんだ無い気がしているのですが、こちらではそれらが急に叶うわけです。
日本にいるときはお化粧もしなきゃ、服だってそれなりにしなくては、日本人ほど見た目を気にする人種もいないので、ダイエットもしなくては、ともう人目ばかり気にしないといけない日々。
それがこっちに来ると途端に無くなるので、時間がたっぷりあるわけです。
みんなお化粧しないし、服装も別に、、何か着てればOKだし
太っていようが、何であろうが、私は私であなたはあなた。そう言う感じです。
それが良いか悪いかは人それぞれですが、価値観ってこんなに国によって違うのだと思うわけです。
海外はいろいろと行きましたが、その度に思うんです。
日本って良い国だなぁと。
治安は良いし、清潔だし、インフラは整っているし、食べ物は美味しいし、医療もちゃんとしてるし
健康保険あるし、割と困ることないんですよ、本当に世界でも稀に見る素晴らしい国だと思います。
お金さえあれば、本当に楽しく暮らせる国です、日本って。
お金さえあれば。です。
まぁ実はこの「お金さえあれば」ってところが大変キモとなるところでして。
それはアメリカとかヨーロッパでも同じ、先進国と呼ばれる(今日本が本当の意味で先進国と言えるかは微妙ですが)ところではお金がないと楽しい暮らしはできないものだと思います。
それではここグアテマラはどうかと言えば、お金なくても楽しいです。
お金はみんな無いですが、みんなそれなりにハッピーです。
グアテマラって暮らしている人(外国人も)はみんな医療費が無料なんですね。
これはグアテマラの凄いところです。
医療だけは一銭もない人でも受ける権利があると言うわけです。
もちろん、お金持ちはさらに良質な医療を受けるためにお金を注ぎ込むでしょうけれど
最低限の医療はみんな無償で受けられるわけです。
だからでしょうか、なんか老後に対しても日本人ほどピリピリしていない感じはします。
無駄に治療して寝たきりで長生きとか誰もしたくないので
割とあっさりと逝ってしまう。
なんていうか、とってもシンプルで潔い。
お金なくてもそれなりに生きていけるので、みんな幸せそうです。
日本って本当にね、超贅沢ですよ。
当たり前だと思っているでしょ、何もかも。
世界ではとんでもないです。贅沢です。何もかも。
その超贅沢な日々に慣れすぎて、訳わかんなくなってるのが今の日本人かなと思います。
電気つくの当たり前、ガスも水道も、すぐに警察くるのも救急車来るのも、消防車来るのも
Wifi感度良いの当たり前、テレビ付くの当たり前、水道水飲めるのも、病院行ったら医者がなんとかしてくれるのも、割と助かって当たり前とか思ってません?
何かあっても国が何とかするし、自衛隊が何とかするし。
とか思ってるところありますよね。
それらが全て、当たり前ではないところで暮らしみてようやくわかる
日本って凄いのねって。
だからあんまり文句ばっか並べても仕方ないなぁって思ってしまいます。
日本の政治もいろいろあるけれど、道端に死体が転がっててもびっくりしない国に比べれば。。
家の目の前で銃乱射される国に比べればあなた。。ねえ。。笑
とはいえ、住んでいれば思うところも出てくるのが心情ですのでね
結論、どこに住んでいようと、どこの国で暮らしていようと
完璧なんてことはない訳です。
だったら、どこで折り合いを付けるかって考えるしかない。
その折り合いは、まずは自分の中でひとつひとつ付けていくしか無いんでしょう。
折り合いの付け方もまた100人いれば100通りです。
AかBかなんて単純な話ではありません。
それをすっごく大きな器で、全体を包むようなイメージで受け入れる、受け止める。
正解は人の数だけあるわけで、そのどれも正解であり、不正解でもある。
自分自身すら、そうなのだと思うこと。
そんな感じでね、生きていこうと私は思います。
人生なんて短い。
あっという間ですよ。もう死ぬのもそんな先の話では無い。
短ければ20年か、長くても30年か40年か。
その短い一生を、どう生きるかは自由でありたいですよね。
全ての人が、そうであるといい。
ただただ、それだけです。